ホーム>店主ブログ>2018年2月

2018年2月

着物の保管方法とは?


着物を買い、着た後は、家で着物を保管すると思います。

しかし、着物の保管には、いくつか注意点があるのです。

今回は、着物を保管する際の注意点を紹介します。

 

まずは、湿気です。

着物は長い時間湿気にさらされることで生地を傷めたり、カビが生えてしまうこともあります。

特に押し入れは湿気がこもりやすいため、防湿材は必要不可欠です。

着物を収納する最適な場所は、通気性が良く、防虫効果もある桐の箪笥か衣装箱です。

もしも桐箪笥が家に無いのであれば、量販店で購入できるプラスチックの衣装箱でも大丈夫です。

プラスチックの衣装箱を使う際には、防湿・防カビ対策を行い、こまめに風を通すようにしましょう。

 

次は、防虫対策です。

特に天然の絹素材などで織られた着物を食べる害虫もいますので、放置しておくと食い荒らされることがあります。

ただし、着物は非常に繊細な生地で作られているので防虫剤の使用には十分注意しましょう。

防虫剤から発せられるガスによって生地を傷めてしまったり、金属糸の変色が起こることがあります。

防虫剤は、着物から少し離れた位置に紙に包んで置いておきましょう。

 

大切な着物を長く着れるように、保管する際には注意しておくと良いです。

好評です!ほどかず染める 丸染め

昨日は「着物のアラカルト」でメンテナンスのお話しをしましたが、

お店でよく加工に出させえいただいている方法がありますのでご紹介します。

着物の色が派手になってしまって、これから着るには抵抗があると思ったり、

シミや汚れが気になっていたり、胴裏が黄色に変色して着ることをためらってしますことがあるのではないでしょうか?


そのような時、染め替えをお考えになると思いますが、

通常、「洗い張り→しみ抜き→染め替え→お仕立て」という工程をとります。

さらに胴裏や八掛などを新しくすることもあり、これだけの行程をとると6万~10万円ぐらいになってしまいます。

短期間で、とても安価で染め替えができる「丸染め」という方法があります。

簡単に言うと着物をそのまま染料につけて色変えするのです。

白い胴裏も染まりますが、表の汚れが取れ、胴裏の黄ばみも目立ちにくくります。

柄の部分は残ることもありますし、そのまま無地の着物として活用できることもあります。

多少縮むことがありますが、仕上げ専門職人がお預かり時のサイズに復元しますので安心です。

なんといっても短期間で、振袖以外の着物(袷、単衣)は35,000円ぐらいの(税込)とお安いことが魅力です。

工程など詳しくはこちらの店内用パンフレット(2018226111330.pdf)をご覧ください。

このような加工にご興味のある方は、ぜひ店にお持ちください。

染めることが出来る色や、必要になるしみ抜き(別料金)、柄の残り具合などを加工元とよく相談してお返事させていただきます。

その時点で実際に加工するかどうかを決めていただければ結構です。

 

着物のメンテナンスの流れとは

着物のメンテナンスの流れとは


着物では、かつて作って年月が過ぎてしまっているものや、譲り受けたものを着用する場合には、一度、しっかりとしたメンテナンスを行った上で着用をする方が美しく見せることができるようになります。

改めて着用をする場合には、まずは着物の状態を見ることが大切なことになり、ここでは、実際に羽織ってみて、身丈にあっているか見る必要があります。

もし、丈が短いなど、体に合っていない場合には仕立て直しの依頼をする必要があり、特に女性の場合には、裏地となる胴裏と八掛けがあるために、擦り切れたり、変色をしていた場合いは新しくする必要があります。

着物のメンテナンスでは、専門店への依頼が最適な方法となりますが、この場合には、直しやシミなどの汚れ取りとなる洗い張りを含めて、希望によっては染め替えや刺繍直しなど、着物全般に対してのメンテナンスを行なうことができるようになっています。

メンテンンスの流れとしては、まず、大体の見積もりをだしてもらう必要がありますが、専門店では、見積提示と併行して、現状詳細や金額に関する内容の説明を行なうことになります。

この時点で高額となるようであれば、一度見合わせることも1つの方法となります。

関東と関西で違う着物事情とは


着物は、好みや、着用における取決めには個人や地域によっても違いがあるものの、大きくは、関東と関西に分けることができます。

その違いは関東の武家文化と関西の公家文化によるものが大きく、そこで好まれる絵柄等にも違いを見ることができます。

まず、知られているものの1つに帯があり、帯のまき方、時計回りが関東巻、反時計回りが関西巻となります。

その理由としては諸説ありますが、公家文化ではお付きの人に巻いてもらっていたことや、武家文化では、刀を差す時にひっかからないようにするためなどと言われています。

長襦袢の衿の仕立てにも関西衿と関東衿があることも知られています。

特徴として、関西衿には別衿がついていることから衿が合わせやすいことがあります。

一方、関東襟の場合には、男性用として用いられる、いわゆる長襦袢に用いられる形となり、着用ではすっきりした印象を与えてくれます。

着物に関しては、喪服にも違いを見ることができます。

現在では大きな違いは少なくなっていますが、一昔前は、喪服は関東では羽二重、関西では縮緬だったことがあり、関東ではすっきりとした印象、関西では柔らかさをもった印象のものが利用されていました。

着物の着こなし系統


着物の着こなし方には、色々な系統があることはご存知でしょうか。

まずは、昔から着好まれているはんなり系の着こなしです。

「はんなり」とは、落ち着いた華やかさ、上品で明るくて陽気なさまを表す言葉です。

はんなり系の着こなしとはその名の通り、レトロで昔ながらの着物らしい鮮やかな色の着こなしの事を言います。

昔ながらの和の雰囲気を存分に味わいたい時には、はんなり系がおすすめです。

他に、シックな色の組み合わせが根強い人気を誇っている、小粋系な着こなしもあります。

小粋系な着こなしは、はんなり系と比べて大人っぽい雰囲気を醸し出したい時におすすめの着こなしです。

全体的にシックにするよりも、小物などでワンポイントの色を効かせるとアクセントとなりとてもお洒落です。

また、柄の着物に柄の帯を合わせる個性的なアンティーク系の着こなしというのも人気があります。

柄と柄を合わせるのは難しく、オシャレ上級者の腕の見せどころがこの着こなしと言えるかもしれません。

ですが、お洒落に合わせることが出来れば、周囲の注目を引けることは間違いありません。

常識にとらわれず、自由に着物を楽しみたい時におすすめの着こなし方です。

着物の小物で購入するべきものは?


着物は、頻繁に買い換えられる訳ではありませんが、同じ着物でも長く楽しむことができる方法をご存知ですか?

それは、なんといっても「小物」です。

お洋服を着るときにアクセサリーを合わせますが、着物の小物はそれ以上に雰囲気を変えてくれるアイテムです。


初めに帯締め、種類がたくさんあってもその時のコーディネートに合わせられるので、何本か持っておくと良いですよ。

落ち着いた雰囲気に仕上げたい時は、帯に近い色を選び、少し遊び心が欲しい時は、発色の綺麗な色を選ぶと素敵です。

帯に近い選んだ場合は、帯留でアクセントを加えると良いでしょう。
 

そして帯揚げ、帯締めと違い着物と帯の色のバランスを整えることに役立ちます。

季節や帯に合わせて色や素材を選ぶと楽しいです。

時には「差し色」として、少し濃い目の色を持ってきてもお洒落に決まります。

年齢やきもの着物の種類によっても帯揚げの見せ方も変わります。

一般的には振袖などでは帯揚げを大きく見せ、紬や小紋などでは帯に入れ込むことで少ししか見せないようにします。



最後に、外せないのが半襟。

半襟は、洗い替えとしていくつあっても重宝できる小物です。

お化粧や整髪料、皮脂などから、大切な着物を守る役目を果たしてくれます。

モダンなデザインも登場しているので、色々コーディネートを楽しんでみてください。


お手頃価格で手軽に取り入れやすい「小物」、少しずつ集めてみて下さいね。
 

春着物ならではのテクニックとは


暖かな春、もうすぐですね。

心も晴れやかに、着物でお出掛けしたくなる季節ですね。

和装コートも必要がなくなって、春らしい着物のコーディネートを楽しみたいところです。

春着物ならではの工夫としてオススメなのは、春色のストールを身に着けることです。

アレンジ次第でさまざまな表情を見せてくれるストールは、羽織とは一味違ったオシャレを演出してくれます。

ジャケットやカーディガン代わりとなる羽織を合わせる場合には、春を意識した軽やかなデザインのものを選びたいですね。

季節の変わり目にチェックしておきたいポイントは帯。

コートがない時期は帯が目立つため、帯の結び方を工夫することが大切です。

女性らしい凛とした佇まいを演出してくれる「お太鼓結び」。

これを押さえておけば間違いなし、と言える定番の型です。

その他にも上品な帯結びがあります。

例えば、「小春太鼓結び」。

半巾帯で、初心者の方でも取り入れやすい結び方です。

お太鼓結びに春の華やかさを添えたそうな雰囲気があります。

若い女性には、「花文庫結び」や「胡蝶結び」が似合いそうです。

帯締め、帯揚げ、半衿などの小物にも春色を用いると、とっても素敵な春コーディネートに仕上がりますよ。

着物に合わせる小物の選び方~草履編~

前回の記事では着物に合わせる小物の選び方でバックについてお話しましたが、
今回は草履についてお話したいと思います。

草履だからと言っておろそかにしてはいけません。

意外とみんなは足元を見ているのをご存知ですか?

また、足元でその人に品を決めている人もいるので、しっかりここで学んでいきましょう。

まず、草履は細かいディテールに違いはありますが形はほぼ同じなのですが、一つだけ注意しておきたいのが“かかとの高さ”です。

草履も“かかとの高さ”で雰囲気やある程度の「格」が決められるからです。

一般的にかかとの高い草履の方が格が高く、同じく格の高い着物には比較的かかとの高い草履を合わせることが多くあります。

これはどうしてかというと、その着物のフォーマル度はもとより、格の高い着物例えば留袖や訪問着などの場合には裾を長めに決めるため、あまり低い草履を合わせると、裾が地面にすれてしまうためです。

逆に、紬などの場合は普段着という格として考えた場合、裾を短めにして着ることが多く、この場合にあまりかかとの高い草履を選ぶと、草履だけが浮いて見えてバランスが悪くなります。

帯屋捨松の夏帯 「涼花文」

今日も帯屋捨松の夏帯を紹介します。

2018211112923.jpg

この帯は大きめの花を鉄紺の地に咲かせた名古屋帯です。

地の部分も地紋を織り込んでいます。

タイトルが涼花文というだけあってさっぱりとした趣があります。

花の中心は捨松の帯らしく色どりがきれいです。

夏の着物は白っぽいものが多いので、このような濃い地色がある夏帯はとても重宝します。

 

着物に合わせる小物の選び方~バック編~


洋服でも和服でもワンランク上の着こなしをするためには小物の使い方が重要になってきますよね。

でも普段はあまり着慣れていない着物ではどのように選んだらいいかわからなくなってしまうという方も多くおられると思います。

そこで今回は小物の中でも重要になってくるバックの選び方についてご紹介していきたいと思います!

和装の場合は和装用バックでなければいけないと思っている方も多いようですが、そんなことはありません。

逆に和装の場合は広い範囲から選ぶことができるというメリットがあります。

あえて洋服と兼用できるものを選んだり、もっと自由にバックを選んでみるとより個性が広がり着こなしにより差をつけることができます。
 
ですが、なんでもいいとはいえ、着物のように袖に振りがあるなど洋服と違った特徴がある衣装にはそれに合わせて選ぶことは最低限必要になってきます。

注意しておきたいのは“持ち手の長さが長すぎないこと”です。

肩に掛けるタイプのショルダーバッグは着物の袖の振りがあるため使うのに無理がありますし、肩に掛けるとどうしても衿元が崩れやすいので、避けた方が無難です。

着物を着ている時は手に持つ、手に掛けるということを考えると、持ち手が短めのものの方が使いやすく、便利です!

ページ上部へ