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天蚕糸使用 白鷹の雪花織 名古屋帯

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白鷹町で生産された天蚕糸、これがとてつもなく希少なのです。今日はこの天蚕糸を用いた帯を紹介します。

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白鷹織のお召は2014/12/20のブログでも紹介しましたが、その時に帯合わせとして載せてありました。

白鷹町の伝統工芸士 佐藤新一さんの工房の作品です。

天蚕糸とは

天蚕糸とは、もともと全国の山野に自然の状態で生育している蚕で、古くは木の枝についている繭を集めてきて糸に紡いだものでした。

人工飼育を歴史的に最初に始めたのは、1780年代に長野県安曇野で飼育されたとされています。

白鷹町では、近年になって天蚕の飼育を始め、山形県内で本格的に天蚕飼育をしているのは白鷹町だけだそうです。

とにかく人工飼育するには手間がかかり、細かな配慮が必要とされます。萌黄色の独特の光沢を持ち、絹に比べて軽くて柔らかいのが特徴です。

糸の中に空気が入っているために保温性が高く、染料を吸着しにくいために濃く染まらない性質を利用して家蚕糸と混織し後染めすることで濃淡をつけることも行われています。

この帯の淡くうっすらと緑色をおびた薄黄色の柄の部分にこの天蚕糸が用いられています。天然の繭の 持つ自然の色彩をそのままで織り込んでいます。

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帯を縦方向に見た時の拡大画像

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帯を横方向に見た時の拡大画像

帯の反末ラベル

20141223145356.jpg雪花織は雪の花のごとくきれいに幾何学模様を描き出したもので、天蚕糸をふくよかに織り込む技術も佐藤新一さんの工房ならではのものでしょう。

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お太鼓のイメージ

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前腹のイメージ

ご関心のある方は是非お問い合わせください。

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